米雇用統計(20.2月~4月)

こんばんは。鹿男です。
前回の1月の雇用統計の時は、一週間ほど遅れての結果を見ましたが、今回は3か月遅れで3か月分一気に結果を見ていきたいと思います!笑
【非農業部門就業者数】
1月:(予想)16.5万人 (結果)22.5万人
2月:(予想)17.5万人 (結果)27.3万人
2月:(予想)17.5万人 (結果)27.3万人
3月:(予想)▲10.0万人 (結果)▲70.1万人
3月:(予想)▲10.0万人 (結果)▲70.1万人
4月:(予想)▲2,200万人 (結果)▲2,050万人
【失業率】
1月:(予想)3.5% (結果)3.6%
2月:(予想)3.6% (結果)3.5%
2月:(予想)3.6% (結果)3.5%
3月:(予想)3.8% (結果)4.4%
3月:(予想)3.8% (結果)4.4%
4月:(予想)16.0% (結果)14.7%
今回は、新型コロナウィルスの影響がもろに出た結果となりました。
2月までは順調に前月の結果を踏襲していたものの、3月から影響が始まっており、4月にはなんと2千万人もの方の仕事が無くなっていました。2千万人というと日本の人口のおよそ6分の1(約17%)であることから、すごい衝撃を受けますが、アメリカの場合総人口は3億2千万人おり、そのうち生産労働人口は、およそ2億人のため10分の1(10%)にあたります。(参照:PopulationPyramid.net)
前回、「アメリカ経済は、変わらず順調である」ことを確認したのですが、知らぬ間にすごいことになっていました。
最近では、アメリカの労働者が看板を持って、活動再開をするよう抗議するようなニュースもちらほら見るようになりました。
確かにお店などを開いて収益を上げないと従業員等に賃金が払えず、生活が苦しくなることは分かるのですが、個人的に、今お店などを再開してもお客さんが警戒して来店せずに売り上げがあげられない開店休業状態になってしまうような気がするのは私だけでしょうか。(結局、どちらにしても苦しくなるわけですが・・・)
いずれにしても、5月の雇用統計は残念ながら、良い結果にはならなそうですね。
BYE